プロフィール
2012 年、ロスアンジェルスで開催されたピアティゴルスキーフェスティバルで、トーマス デメンガ 作曲 2台のチェロのための協奏曲をフェスティバルオーケストラ並びに作曲者自身と共演、国際 的に演奏活動を開始、スイスチューリッヒトーンハレを始め、日本サントリーホール、横浜みなとみ らいホール、韓国クムホーホール他、現在はベルリンを拠点に世界各地で演奏している。
スイスのチューリッヒ市生まれ。6 才でレベッカ・ファース夫人の下チェロを学び始め、15 才でバー ゼル音楽院のトーマス・デメンガのクラスに入学、引き続きベルリンハンスアイスラー音楽大学でフ ランス・ヘルメルソン、パリ国立コンセルヴァトワールでジェローム・ペルノーの下に学び、学部・修 士課程共に最優秀で卒業。在学中、スイスミグロ、YAMAHA、DAAD(ドイツ政府アカデミー交換 留学機関)、キーファー・ハブリッツェル財団より奨学金を授与され、音楽活動の支援を受けた。 ハンスアイスラー音楽大学コンサートエグザーメン課程、バレンボイム サイード アカデミーを経て、 現在は奨学生としてベルリンフィルハーモニー付属カラヤンアカデミーに在籍中。
また、師事、影響を受けた 音楽家として、スティーブン・イッサーリス、ラルフ・キルシュバウム、ナ ターリア・グートゥマン、ミクロシュ・ペレニー、ナターリア・シャコフスカヤ、ミリアム・フリード、ゲルハ ルド・シュルツ、ラルス・アンデルス・トムテル、レオン・フライシャー、メナヘム・プレッスラーの各氏 の名があげられる。
アントニオ・ヤニグロ(クロアチア)、ドメニコ・ガブリエリ(ベルリン)、ビバホール(養父市)等、国内 外のチェロコンクールで入賞、SUISA 賞(スイス音楽著作権協会賞)等の特別賞を受賞。
室内楽、リサイタルにも大変意欲的で、マールボロ音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、サンタンデール音 楽祭、ラヴィニア音楽祭、グシュタート音楽祭、インコントゥリムジカーリ スポレート、ノルショー室 内楽祭、オープンチェンバーミュージック プラシャコーブ等で、トーマス・デメンガを始め、フラン ス・ヘルメルソン、ヒュー・ワトキンス、ジョナサン・ビッス、 クラウス・トゥネマンの各氏、ジュリアードク ワルテット、クスクワルテット、エンデミヨンアンサンブル等のメンバーと共演。
2018 シーズン中、カメラータチューリッヒ・妹の澄那Studerとの共演で、二人に書き下ろされた トーマス・デメンガ作曲バイオリンとチェロのための協奏曲を初演。
現在の使用楽器は、シンフォニマ財団から貸与されている 1783 年製 O.Gragnani。